ヤマゼンコミュニケイションズ株式会社(栃木県宇都宮市、代表取締役:山本征一郎)が運営するマーケティング調査部門が「栃木県在住のインターネットユーザー」を対象に、「消費税率引き上げによる消費意識」について調査しました。
調査期間:2013年10月9日~10月16日の8日間
回答総数:1,379サンプル
2014年4月以降の消費税率8%への引き上げにともない、消費者の節約志向や、駆け込み需要の有無など、消費に関する意識を把握する。
消費税率が8%に引き上げられる2014年4月以降、どの程度節約するかをたずねると、78.5%が“節約する”と回答した。(「大幅に節約する」20.8%+「やや節約する」57.7%の合計)
※「節約する」と答えた回答者のみ集計
消費税率が8%に引き上げられる2014年4月以降“節約する”と回答した人に、何を節約したいかをたずねると、トップは「外食・飲み会費」58%でした。理由としては、「月に1回でも減らせば結構節約になる」「家で食べたり、お弁当を作る機会を増やせば節約できる」などの意見が多かった。次いで、僅差で「日々の食費・飲料費」55%と、理由としては「一番支出の多いところから減らす」「嗜好品を買わない」などとなった。
節約志向の中で、反対に駆け込み需要も期待される。そこで、消費税率引き上げ前に買っておきたいものや、それを見越してすでに買ったものがあるかたずねると、「ある」と答えた回答者が40.2%を占めた。現時点で、4割の人は消費税率引き上げを意識した買い物をするという結果となった。
増税を見越した消費があると回答した人に、何を買いたいか(すでに買ったか)をたずねると、「家電製品」が50%と最も多く、増税を見越した買い物をする人の2人に1人は家電製品を買いたいと考えている。以下、「車・バイク」35%、「日用品」28%と続く。
増税の影響は、まずは食費に出る結果となった。1番節約したいものは「外食・飲み会費」「日々の食費・飲料費」とあり、「食」に関する出費を抑え、日々のちょっとした贅沢に対して節約意識が強い。外食や飲み会を控える分、家で消費される食材や酒などの需要がどう変化していくのかが興味深い。逆に、駆け込み需要が期待されるものは、価格の高い家電製品やクルマなどが上位に入った。これから税率引き上げ前に年末商戦があるので、様々な商品の動向に注目したい。
調査目的:消費税率引き上げに伴う、栃木県民の消費に関する意識の把握
調査対象:栃木県在住の20代~80代の男女
調査方法:タウン情報サイト「栃ナビ!」を利用した、インターネットアンケート
調査期間:2013年10月9日~10月16日の8日間
回答者数:回答総数 1,397サンプル
ヤマゼンコミュニケイションズ株式会社
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